珈琲器具

Watchgetのドーシングファンネルとマキネッタの関係

OTOCA_HOME

マキネッタを使うとき、特に2カップなどサイズが小さくなってくると、コーヒー粉を入れづらくなっていきます。

今まではこの様に、スプーンを使って移し替えたり面倒なときは直接移したりしていました。だけどこれではどうしても溢れてしまうし、作業としてもなんだかどうも…そこでずっとドーシングファンネルを探していました。

エスプレッソ用のドーシングファンネルは使えるのか?

ドーシングファンネルと言えば、エスプレッソの抽出に使うポルタフィルターに、粉を充填する際に使うモノです。メジャーなバスケットのサイズは58mm。そして例えばマキネッタの3カップのバスケットも、サイズは58mmです。それならエスプレッソ用のドーシングファンネルが使えるのでは?と思って試してみました。

ドーシングリングとも言います

ですが上の写真のように結果は合わず。確かにバスケットとはピッタリなんですが、ピッタリ過ぎです。マキネッタ本体にセットした時には更に経が出るので、これでは使えませんでした。

また、別のタイプのドーシングファンネルでも試してみます。こちらも58mm用のものです。

しかしこちらも使えず。どちらのファンネルも58mmのポルタフィルターには問題なく使えるものですが、マキネッタには使えませんでした。

じゃあいったい何が良いの?

ネットで調べてみても、海外製品でサイズ表記があっても本当に合うのかなど、いろんな不安要素があってなかなか決められません。結局「そんなに高いものでもないから、買って試してみよう」と言うことで、watchgetと言う名前のドーシングファンネルを買ってみました。サイズは54mmと言う表記です。

実際に使えたマキネッタ、使えなかったマキネッタ

ちなみに同時に気になるのが、マキネッタ側のサイズ展開です。特にモカエキスプレスは1カップ〜6カップまで幅広くあります。ドーシングファンネルの種類はそんなにありません。と言うことで全てでは試せませんが、とりあえず手持ちのマキネッタ3種類、モカエキスプレスの2カップ、3カップ、そしてブリッカの2カップで試してみることにしました。

まずはブリッカの2カップから。

ブリッカにはピッタリフィットです。では次にモカエキスプレスの2カップで試してみます。

こちらには残念ながら合いませんでした。

ブリッカの2カップで使えたからモカエキスプレスの2カップでも使えると思ったのですが、同じ2カップでもモカエキスプレスとブリッカではサイズが違いました。ボディの大きさも、そしてバスケットの大きさも違っています。ちょっとややこしい点です。

ではモカエキスプレスの3カップではどうか。

3カップにはピッタリ合いました。ブリッカの2カップとモカエキスプレスの3カップが同じサイズでした。

左からモカエキスプレスの2カップ、3カップ、ブリッカの2カップ
モカエキスプレスの2カップと3カップ

表にするとこんな感じです。

モカエキスプレス 2カップモカエキスプレス 3カップブリッカ 2カップ
×

マキネッタはドーシングファンネルがあると使い勝手が格段に良くなります。粉が溢れることを気にしなくても良いし、作業効率も良くなります。最後に使い方ですが、とても簡単です。

コーヒー粉を入れたら、あとはクルクル回します。

取り外して、コーヒー粉を落として出来上がり。

普段使いするなら少しでも煩わしい事は減らしたいですし、その方が長く使うことになります。ちょっとしたアイテムで快適なコーヒーライフが送れるなら、とても有難いですね。

ABOUT ME
記事URLをコピーしました