ファミマの「スペシャルティコーヒー モカ100%」をハンドドリップで淹れてみた
コーヒー豆を切らしてしまったので、近くのファミマでコーヒーの粉を買いました。
豆以外にもたまにパックコーヒーも飲みますが、こう言った始めから粉のコーヒーでもとても美味しいものが多いので、一度淹れてみようと思います!
まずはパッケージをサラっと見てみました。
ちゃんとバルブが付いています。これにより粉から発生するガスを放出して、かつ外気から遮断してくれるので鮮度を保てるわけですね。
UCCとの共同開発です。挽き方は中挽きとあります。
粉の色味は明るい茶色でした。
※ただ生産国は「エチオピア」とだけあり、”スペシャルティ”の定義を正しく使えているのか。ちょっとそんな事もよぎってしまいました。
細かい話はさておき、袋を開けてみると・・・スゴくいい香り!!びっくり、これぞモカの香りと言う印象です。
ではでは早速、まずは自分の中のスタンダードのレシピで淹れてみました。
レシピ1
使用器具:カリタ101ドリッパー(銅製)
粉量:13g
湯温:90度
抽出量:180g
蒸らし中。35gの湯で40秒蒸らしています。
※パッケージに「写真はイメージです。」と書かれているように、パックコーヒーはガスをあまり含んでいないので、こんな感じで膨らみませんよ!
落ちきる前に3投目、4投目と注いで・・・
抽出時間は2分55秒でした。
液体の感想
モカらしい香り、そして飲んだ時の酸味もとても良く現れているなぁと感じました。
ただ少し苦味も立つなと言う風に感じたので、次は酸味を出させる方向で抽出してみます。
レシピ2
使用器具:ハリオv60-01(プラスチック)
粉量:13g
湯温:85度
抽出量:180g
抽出速度を早めるためにハリオに変えて、更に湯温も下げて抽出してみました。
こちらも35gのお湯で40秒蒸らし、抽出が終わった時間は2分35秒でした。
液体の感想
苦味はカリタで淹れた時とあまり変わらず、香りやモカの特徴的な酸味、味わいは減ってしまった印象になりました。
湯温は変えず90度近辺だともっと良い結果になったかもしれません、ちょっとやりすぎたかもしれませんね。。
因みに最後に、袋のレシピでやっていなかったのでこちらでも淹れてみました。
粉料は12gと少し自分がやっていたレシピよりも減り、抽出量も160mlと少ないですね。
蒸らし時間も20秒と、一般的な時間からしてもちょっと短いように感じます。
器具もイラストに従い、メリタかカリタっぽいのでカリタを使用しました。湯温は90度で行います。
結果
抽出時間は1分45秒。蒸らし時間も短いですし、注ぐ総湯量も少ないので当然短くなりました。
液体ですが苦味、香り、酸味それぞれが引っ込んでしまった印象です。
ファミマのスペシャルティのモカをハンドドリップで飲んでみて
今回いろいろやってみた中では、湯温は90度くらいの高い温度でそれなりにしっかり蒸らしてやり、ある程度時間をかけて落としてやった方がモカの魅力をしっかりと出す事が出来るように思いました。
そしてこのファミマのモカ、今回の目的はどのくらいのポテンシャルを秘めてるんだと知ってみたかった訳ですが、結論とても美味しいです!!
普段挽きたてを飲む機会が圧倒的に多いですが、まず香りに驚き、そしてちゃんとモカの良さを味わう事が出来ました。
個人的には家の豆が無くなった時でも、十分に代わりになってくれるなという感じです。
パックコーヒーには味の指標がよく書いてありますが、この商品にはなかったので、恐らくもしも書いてあるなら下のような感じでしょうか?
香り ● ● ● ● ●
苦味 ● ● ● ・・
酸味 ● ● ● ● ・
コク ● ● ● ・・
※僕が勝手に感じて表したものです!
しかし今回のモカに限らず、パックコーヒーって、やはり侮れないです・・・!