コーヒーtips

小川珈琲のアイスコーヒー2種を比較してみた

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京都に本店を置く小川珈琲には、夏が近づくと何種類かアイスコーヒーが並びます。
その中で前回いろんなアイスコーヒーと比較した、スーパーなどでもよく見かける「炭焼」と、直営店の店頭か通販でしか購入できないアイスコーヒー「オーガニックアイス」とを比較してみました。

同じブランドから出されるアイスコーヒーの違いとは、どの様なものなのでしょうか??

※今回もどちらも無糖です。

左がスーパーでも売っている「炭焼」。右が店舗と通販限定のアイスコーヒー「オーガニックアイス」



店舗限定の方は500mlで390円、左の炭焼は1000mlで定価399円なのでほぼ倍の値段という事になります。

初めに炭焼の方の印象をもう一度確認しておきますと、スッキリしながらも香り、酸味、苦味それぞれ好印象で、余韻も長く心地よく残ってくれるという印象でした。

ブラックミルク入り
フレーバー香ばしい香りを感じる
酸味丁度良い
ボディ感、コク3.5バランスが取れている3.5
アフター3.5心地良い苦味が残る3.5
甘味余韻の中にかすかな甘味が感じられる2.5
苦味丁度良い


それではここから直営店限定の「オーガニックアイス」の検証です。

直営店限定「オーガニックアイス」

ちょっとボケていますね、、すみません

パッケージの表記はこれだけです。
「爽やかな香りと、すっきりとした苦味が特徴。クリアな後味のアイスコーヒーです。」とあります。

コメント

まず、かなりしっかりしているなと言う印象を受けまいた。こちらの方が「炭焼の味だな」と言う感じです。TDSも2.0前後で、市販の炭焼は1.0近辺だったので数値的にも濃度感は高い事が分かります。

飲んだ最初に酸味を強く感じ、その後でしっかりとした苦味とボディ感を感じます。

余韻も長く、その中で甘さも割と感じやすいです。
※ここで言う”甘さ”とは、シロップを入れた時のような甘さの事ではありません。珈琲が持つ甘さです。

ミルクを入れてもコーヒー感が薄まることはなく上質なアイスコーヒーと言う印象を受けましたが、同時にミルクのこってりした感触も感じました。

ブラックミルク入り
フレーバー
酸味初めに強く感じる3.5
ボディ感、コクしっかりとしている3.5
アフター長く余韻が残る3.5
甘味2.5余韻の中にかすかな甘味を感じやすい2.5
苦味しっかりとしている

両者比較表

市販「炭焼」限定「オーガニックアイス」
フレーバー
酸味
ボディ感、コク3.5
アフター3.5
甘味2.5
苦味



まとめ

この2つで比べれば市販の「炭焼」はあっさり、「オーガニックアイス」はしっかりしていると言えました。ここだけで比較しなくても恐らく、「オーガニックアイス」ほどしっかりしているアイスコーヒーは普通のスーパーなどではあまり見かけないように感じます。

通販でもあるようにギフトなどでもよく使われているため、プレミアム感もあるように思いました。
ミルクを入れると「炭焼」の方はすっきり、ネガティブに聞こえますがミルクが入る分コーヒー感は弱まるようにも感じられますが、「オーガニックアイス」ではそのまましっかり味わえます。



もし選ぶなら飲む人の嗜好、その飲み方(ミルクを入れるのか、シロップも入れるのか、ブラックのままなのか)、また用途によって選ぶことになりそうですが、
プレミアム感やしっかりとした味わいを求めるならば直営店、通販限定の「オーガニックアイス」。ライトな飲み味が好みであったり、少しカジュアルな場面なら市販の「炭焼」と言った感じでしょうか!

いずれにしても、どちらも良く出来たコーヒーだと感じました。

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