コーヒーtips

ハンドドリップでアイスコーヒーを淹れてみよう!(レシピ有り)

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7月に入ろうとしています。夏でもホットコーヒー!という人も沢山いますが、やはりアイスコーヒーも飲みたくなってきますね。
と言うわけで自分好みの豆を選んで、ハンドドリップでアイスコーヒーを作ってみます!



アイスブレンドの豆も売っていますが、豆自体にアイスコーヒー用の豆があるわけではありません。食べ物でも飲み物でも暖かい方が味を繊細に感じやすいので、アイスコーヒー用の焙煎を行っているのですね。
一般的には深めに焙煎して、苦味や酸味をしっかりと出させて冷たくして飲む、という方向性が多いと思います。

しかしただそれだけの事なので、例えば最近流行りの浅煎りのスペシャリティーなどを冷やして、アイスコーヒーにしても勿論良いわけです。

ホットコーヒーなら気になった豆や好みの豆を買ってきて、家でこだわりの抽出方法で淹れて・・・と言った流れもイメージしやすいのですが、ではアイスコーヒーは?
”ペットボトルのものや、コンビニのマシンでしか買って飲んだことがない”という方も多いかも知れません。

それではここから、自宅でアイスコーヒーを淹れるためのレシピを一つご紹介します!


用意するもの

  • ドリップの道具一式 (サーバーはカリタ、ドリッパーはハリオv60・01、ドリッパーに対応するペーパー)
  • ドリップポット
  • コーヒー豆・・・13g (スターバックス TOKYOロースト)
  • 氷・・・100g (コンビニのカチ割り氷)
  • スケール
    ※無くても大丈夫です



抽出レシピ

  • 湯を沸騰させておく
  • ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、湯で濡らしリンスしておく
  • ドリップポットに湯を移し、1~2分ほど待って温度が90℃辺りになるのを待つ
  • サーバーに100g前後の氷を入れる
  • ドリッパーに珈琲の粉13gを入れる


  • 30~40gの湯で蒸らす
  • 約30秒蒸らす
  • 50~60gの湯を、真ん中からくるくる回しながら注ぐ
  • 2投目の湯が落ちきる前に3投目、50~60gの湯を同じように注ぐ
  • 合計150gほど注いで完成




今回使った豆はスタバのTOKYO ロースト

写真は少し黒く写ってしまっていますが、それを差し引いても結構しっかり焙煎してあるなと感じる見た目



今回は頂き物のスターバックスの”TOKYOロースト”と言う豆があったので、結果的には深めの焙煎豆を使いました。

「いつもホットで飲むんだけどちょっと苦すぎて・・・」と言う事だったので、それならと少し分けてもらいました。

挽き目は普段よりも気持ち細かめがGOOD


普段ホットで飲む場合は一人分で13g使用しているのですが、今回も13gで抽出しました。ただし、挽き目はホットの場合よりも少し細かめにした方が美味しかったです。

いつも通りの挽き目なら、気持ちスッキリ目と言った感じでした。

因みに初め、いつも通りの挽き目で淹れてみるとそういう結果だったので粉量を15gにしてみたところ、バランスや香りが余り好みでは無くなってしまいました。
なので挽き目を細かい方に振ってみたところ、良い感じに美味しくなったという訳です。


サーバーに氷を入れましょう!



さあでは抽出していきますよ!
※氷を入れる前にお湯は沸かしておいてくださいね。

今回は一人分なので、氷は100g前後です。
スケールがなくて量が分からなければ、このカリタのサーバーでの話になりますが大体3分の1から半分位までゴロゴロと入れてやるのが良いです。

抽出開始

お湯の準備もオッケー!サーバーに氷も入れた!
ではいよいよドリップしていきます。

改めて流れとしては、湯量が蒸らし30~40g。1投目50~60g。2投目も50~60g。
と言った感じです。スケールに置いてドリップすると分かり易いですが、無くてもOK。

今回の場合氷が始めから入っているので途中でサーバーのメモリを当てにする事はあまり出来ません。ただ終わる頃には大体氷は溶けているので、スケールが無くても最終欲しい液量さえメモリで把握しておけばざっくり進めて行っても問題ないでしょう。

アイスコーヒーの場合細かいことは気にせず、男らしく進めましょう。


最終的に氷を省いた量で、150g抽出します。
氷が溶けるので、粉に吸われる分を差し引いて大体230gが出来上がり量です。

蒸らし

まずは蒸らしです。蒸らしは粉からしっかりと味を引き出すための準備なので、アイスでもホットでも考え方は同じ。
粉全体に均等に湯が行き渡るように湿らせてやります。(30~40g注湯で約30秒)



続けて2投目



氷はどんどん溶けていきます。抽出と同時に急冷させていきます。

150gの注湯は以外と直ぐです。スケールの数値もしくは、サーバーの目印を気にしておきましょう。
もし湯を注ぎすぎた場合は、湯がまだドリッパーに沢山残っていても、サッとサーバーから外してしまいましょう。




完成

出来上がり!

タンブラーに移し替えました。量的にはもう少し氷を足して、丁度良いなという感じです。

因みにカップだとこんな感じの量感ですね。
最初に入れていた氷は殆ど溶けているので、氷を足すならこのくらいのカップでは少し小さいですが、抽出量を減らす場合は初めに入れておく氷を少し少なくしてみてください。


風味

せっかくなのでTOKYOローストのアイスコーヒーの感想ですが、どのパックやペットボトルのアイスコーヒーよりも美味しかったです。個人的にはホットで飲むよりも、断然アイスコーヒーにして飲んだ方が楽しめる豆だなと思いました。

程よい酸味と苦味、そしてコクとのバランスがベストでした。


まとめ

寒い時期は家でホットコーヒーを、暑い日にはアイスコーヒーを自宅で淹れる事が出来れば生活に彩が加わって素敵になりますね。
アイスコーヒーの場合は、基本的なスタンスは”濃い目”を意識しておくと良いと思います。

ホットコーヒーの場合、「苦くなりすぎた」「渋い、エグい」などとなってしまった場合に失敗したかなと思うことが多いですが、アイスコーヒーの場合は「薄くて水っぽい」となると良くなかったなと感じることが多いと思います。

元々酸味に特徴のあるモカやスペシャリティー、中煎りの豆などの場合は、完成時の液量は減りますが抽出量をもう少し絞るか、粒度を更にもう少し細かめにしてみても良いと思います。

また最後に、アイスコーヒーといえば、ネルドリップですよね!
ネルドリップで抽出する深めのアイスコーヒーはとてもまろやかだと聞きます。

そちらもまたやってみたいところです!

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