珈琲器具

ハンドドリップをするなら、初心者でもポットは良い物を買おう!

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僕が始め家でコーヒーを淹れ始めた時は、正直ニトリかどこかの適当なケトルで淹れていました。

こーゆー感じのやつです



なんとなく家にあったものでドリップやってたって感じで、そもそも「ドリップするからポットも揃えよう!」なんて考えには及びませんでした。


僕はドリッパーもサーバーも初めからこだわらなくても良いと思っていますが、ポットはちょっと背伸びしましょ!と言いたいです。


なぜ?専用のポットってそんなに違うの?

ちょっと極端ですが、ドリップ用のポットとやかんでお湯の出方を比べてみたので見てみてください。まずはカリタの細口ポットです。

この様に、糸のようにお湯を落とすことが出来ます。

かなり極端に高さをつけていますが、この高さでもお湯がよじれたり、切れたりしていません。次に一応やかんでやった時も見てみましょう。

かなり本気で安定さそうとしているのですが、まずお湯が太いですし、安定して出す事も難しいです。なんなら持ち手も上に付いているから使いにくい。
勿論本来抽出はこんな高さから行いませんが、同じ厳しい条件でこうなるという事です。
と言うよりも、ドリップ用のポットがどれだけ違うかなんとなく分かってもらえましたでしょうか??

確かにお湯が注げれば何でも出来るっちゃ出来ます。出来るんですけど、、ドリップのイメージって、静かな音楽がかかっている空間でじっくりゆっくり、丁寧に抽出しているイメージってありませんか??(ありません?湯気がふわっと、みたいな・・・)


例えば安物の電子ピアノを買った場合と、ある程度高価な電子ピアノを買った場合とでは、後者の方が向き合う時間は長くなる傾向があります。音色が気持ち良いので。

ジョギングでも、いつもスニーカーで走っていた人に正しいジョギングシューズを履いて貰ってみると、こんなに気持ちよく走れるのかと驚きます。



良いポットを持っておけば、コーヒーが淹れたくなります。そして何より上手に淹れれるようになりやすいです。
サーバーやドリッパーが器具ならば、ポットは道具。是非良い相方を見つけてください!



※最後に、ポットについて少しだけお話しておきます。

これは普段から僕が使っているものです。カリタの細口ポット1.2L、値段は5,000円前後とポットの中ではそんなに高くないです。

僕は残念ながらこれしか持っていないので、後は僕が選ぶならどういうポイントで選ぶかを記しておきます。今から買おうと思っている方は、少しは参考になるかと思います。

・首の細さ、長さ

上の写真のように、首の先から付け根まで細いものを選びます。例えば付け根が太いような物はたくさんお湯が入ってくるので、繊細な湯量のコントロールが出来るか不安があります。
また長さも、余りに長いと距離が出来てしまうので、それもコントロールという点で難しくなるのではと思います。

お湯がたくさん出てしまいそう
お洒落なんだけど。場所もなんだか取りそう


・容量

僕が使っているものは1.2Lですが、これ以上は大きくならない方が良いと思います。何故なら、数分の時間でもちょっと重いなと感じる場合があるからです。
種類によっては0.7Lとか、もっと小さければ350mlなどもありますが、容量が小さくなりすぎると例えば350mlだと2人分がギリギリでしょうし(途中でお湯を継ぎ足しても良いですが)、用途は制限されてしまうかもしれませんね。

・温調機能の付いたモノもある

値段は上がりますが、温度が設定できるものもあるので便利ですね。
逆に、直火にかけられるものもあるので、好みや環境に合わせて選ぶのが良さそうです。


そして最後は・・・やっぱりデザインも大事ですよね!また実際に使った感想も伝えていければと思います。それではまた!

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