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坐骨神経痛を克服した方法

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2018年冬から約半年近く、坐骨神経痛に苦しんでいました。
そもそもの発端は10年ほど前に、ひとり車で京都から北海道まで行った結果ヘルニアになった事からです。
靴下を履くのに苦労するようなレベルでしたがそこまでひどくはなかったので、そのうち気にならなくなっていきしかし地雷は抱えたまま、ここまで来ていました。


ある夜僕は家で、床に立て膝をついてPCを使っていました。その時に少しおしりから太ももの裏辺りにかけて違和感を感じたのが始まりでした。
それからの症状を挙げると以下のような感じでした。

・走れない
・歩きにくい時もある
・座ると痛い
・座った状態から立っても痛い
・寝ても痛い
・寝てる状態から立った時、しばらく真っ直ぐ立てない
・車に乗っていてもずっと痛い
・重たいものが持てない

などです。因みに痛い箇所というのは、お尻から右脚太ももの裏~ふくらはぎ辺りにかけての神経的な痛みです。腰は痛くないのですが、原因は腰です。生活に支障をきたしていました。
2019年の夏に車で東京まで行かなければならない予定があったのですが、その状態で行くなんてとんでもない事でした。ここからは、僕がそれまでに行った事を書いていきます。


・接骨院で腰の牽引

これは治療生活の中で基本でした。途中であまり効果を実感できず、意味があるのか分からなくなり中断していた時もありましたが、結局最後まで通っていました。

・コルセットを付ける

普段の仕事は立ち仕事です。基本的には常に付けていました。ですがいつまでも頼っていると自分の腹筋や背筋が怠けるので、後半は外して生活していました。

・鍼治療

藁をもすがると言っては失礼ですが、やれる事は何でもやろうと鍼治療も通いました。保険の対象外なので月に平均すると2回ほど行っていたでしょうか。

・シャワーだけから、湯船につかるようにする

鍼灸の人が言っていました。「30代とか若い人でも治療に来る人っていうのは、お風呂につかっていない人が多い」と。僕は何年も、真冬でも外気と等しい浴室でシャワーだけでした。
毎日湯船につかるようにした事。因みに正座でつかります。これは改善に向かえた要因と感じれていることの一つです。

・ストレッチをする

いわゆる”腰痛体操”です。

こう言うのです

あとは、立って上体を反らす様なのもやっていました。背骨を意識して。痛いときはやらず、出来る時だけやっていました。
ストレッチを習慣化するという事も、回復へ前進した理由と思える事の一つです。

・大したことではないと思い込む

実はこれが、最も大事だったと思っています。
接骨院の先生には、いろんな先生に見てもらってきましたがその度こう言われていました。
「そんなに酷い状態ではない」と。いやいや、酷くなかろうが何だろうが、こちらは歩くのもままならないくらい痛いねん!!と絶望感いっぱいだった訳なんですが。




ところで、車椅子の少年が出てくるドラマとか漫画でこう言う場面、知りませんか?

「お母さん。息子さんの足はもう治っているんです。ただ息子さんが、自分はもう歩けないと思い込んでるだけなんです。」

見たことないんですけど。でも、これホントにあるんじゃないか?と。
そう考えるようにしてからが、一番早かったと思います。プロが大したことないと言うのだから、状態はさておき信じてみようと思ったわけです。
ここから徐々にマシになっていくので、それ以降やっていた事を書いていきます。




・腰の牽引

上でも書いたように、最後まで通い続けました。

・湯船につかる

今も必ずつかるようにしています。正座で。

・ストレッチ

今でもやっています。調べると無理なくできる範囲のものが、結構何種類も出てきます。

・腹筋と背筋を鍛える

少しずつ筋トレをする様にしました。コルセットはこの時にはもうしていません。
特に背筋は始めた頃はまだ痛くて出来なかったのですが、痛いならやりません。それでも少しずつ大事に毎日過ごしていると、出来る日が来ます。

そしてこれらを継続していった事で、坐骨神経痛による痛みはなくなりました。




酷い時はホントにキツかったです。神経的な痛みはしんどいです。

人によって度合いも原因も全部違うでしょうから、今悩んでいる方はちゃんと病院へ行って先生に診てもらってアドバイスを受けて、自分自身でもいろいろと調べてみてくださいね。

その上で自身の経験から一つだけ、メンタル結構意味ありますよって事を、この場を借りて言っておきたかったのです。


自分の身体は最後まで付き合っていくもの、特に腰は体の要(かなめ)です。どうか、大切にしていきましょうね。

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