スーパーで売ってるアイスコーヒーを比較してみた
近所のスーパーに並んでいたパックのアイスコーヒー3種の味わいを比較してみました。
全て無糖です。
※ミルクを入れる場合は、4:1の割合でミルクを加えました。
右からCGC、小川珈琲、UCC上島珈琲です。関西圏以外ではもしかすると見かけないものもあるのかもしれませんね。
値段は、スーパーの売値でCGC99円、小川珈琲399円、UCC198円です。
CGC
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こちらは残念ながらあまり良くありませんでした。知り合いに今回の3種をブラインドで飲ませてみても、「これが一番安いということだけは分かる」と直ぐに答えれたくらい。
フレーバーも味わいも、紙臭さや糊臭さのようなものが気になります。
味を言い表そうにも何といって良いか分からない、ちょっとよく分からない味でした。
ミルクを入れるとある程度あっさり、すっきりしたアイスコーヒーとして味わえましたが、余韻などに心地よさはなく、やはりチープな味わいです。
感想としては、個人的には客人などには出せないなという風に感じてしまいました。
ただ、99円ですから。味がどうのと言うのはお門違いでしょう。
ブラック | ミルク入り | ||
フレーバー | 1 | 紙臭い | 3 |
酸味 | 3 | 3 | |
ボディ感、コク | 2 | 3 | |
アフター | 1 | 飲んだ後にも残るのはちょっと微妙な味わい | 2.5 |
甘味 | 1 | 2.5 | |
苦味 | 2 | 2.5 |
小川珈琲
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香り良し、酸味良し、ボディ感もありました。良い印象です。
特にアフターが印象的。心地良い苦味が残ってくれます。
例えばミントを口にした時などにスーっとする感覚が喉に残ると思いますが、喉の奥から鼻に向かって抜ける様にコーヒー感が長く残ってくれます。
またアフターの中に微かに甘味も感じることができ、味わい深さも感じました。
ミルクを入れた後でも好印象です。
値段相応に、キチンと味わえるアイスコーヒーだなと感じました。
ブラック | ミルク入り | ||
フレーバー | 4 | 香ばしい香りを感じる | 4 |
酸味 | 3 | 丁度良い | 3 |
ボディ感、コク | 3.5 | バランスが取れている | 3.5 |
アフター | 3.5 | 心地良い苦味が残る | 3.5 |
甘味 | 2 | 余韻の中にかすかな甘味が感じられる | 2.5 |
苦味 | 3 | 丁度良い | 3 |
UCC上島珈琲
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香ばしい良い香りで、喉の奥に心地良いコーヒー感が残ってくれました。
先に紹介した小川珈琲のアイスコーヒーと比べると好みになってくるかと思いますが、酸味や苦味、ボディ感などはそんなに大差はありませんでした。
小川珈琲と比較した時の一番大きな違いは、アフターです。
UCCの場合は、アフターが短くスっと消えていく印象です。非常に綺麗な水、といった感触でしょうか。
ミルクを入れてみても余韻は少なめで、また香りから感じられた華やかさという面は、少し引っ込んだかなと感じました。
ブラック | ミルク入り | ||
フレーバー | 4 | 香ばしい良い香り | 4 |
酸味 | 3 | ほどよくある | 3 |
ボディ感、コク | 3 | 少し軽め | 3 |
アフター | 2 | 短い | 2 |
甘味 | 1 | あまり感じられない | 2 |
苦味 | 3 | しばらく感じた後、すっと消える | 2.5 |
まとめ
CGCのアイスコーヒーは、「アイスコーヒーなら何でも良い~」って場合なら良いのかなという印象です。
小川珈琲とUCCでは、コスパという意味ではUCCでしょうか。
ただアイスコーヒーにある程度の重たさや飲み心地を求めるのであれば、小川珈琲の炭焼が良いのかもしれません。
UCCは良くも悪くも、”綺麗な水”のように消えていくように感じます。
因みにTDSは3種どれも0.90~1.00。お店で出てくるアイスコーヒーと比べると、飲んだ感じ的にも数値的にもあっさりしています。
けれど値段が上がっていくほど、やはり「よく出来ているな」という印象でした。